2011年05月04日

紀伊半島日記3 深谷隧道

どんどん行こう!3件目は、暗渠となった水路隧道です。
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深谷隧道!時刻は朝8時!普段の日曜なら、まだ神様だって寝ているぜ!

容赦なく、怒涛の勢いで珍しい物が出てきます。熊野路は凄い。
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アルプさんが一番好きなんじゃないか? ・・・疑惑の一枚。

案内してくれる関西勢よりも早く隧道に到達しています。
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林道から、超頑張って こんな谷へ10数メートル下ってきたんだ・・・!
すると、なぜか隧道に彼女がいたんだ・・・。

そんな、恐ろしい物の片りんを見た後に扁額チェック。
23-5-3-2.jpg
右から、深谷隧道。大正時代〜昭和一桁の臭いがプンプンしていました。

※参考
深 http://www013.upp.so-net.ne.jp/santai/jpg/0519.jpg
谷 http://www013.upp.so-net.ne.jp/santai/jpg/0651.jpg

隧道は総コンクリート巻。型枠の跡が付いているから場所打コンクリートですな。
6882628_934846352_33large.jpg
水路のコンクリ隧道は、古い物件が多いとはいえ納得の一品。
23-5-3-3.jpg
数十メートル進むと、ウォータースライダーになって終了していました。
この奥に大きなプールがあり、紀勢本線の向こうに吐水されています。

此処は、紀勢本線が造られた時に造成された隧道なのか?
それとも、ここから先が紀勢本線と共に増築されたのか?
a014c14f-s.jpg
そんなことより、今回集まったメンバーの手持ちライトが凄かった。
明るい照明の人が来たら、後ろから車が来たかと思って避けてしまう。(廃隧道でもw)
566205de-s.jpg
さぁ、次に行こう!次。 まだまだ長いよ〜!
posted by マフラー巻き at 09:58| Comment(8) | TrackBack(0) | 四国以外の隧道
この記事へのコメント
この穴の竣工年はほぼ特定されています。大台町史に拠れば大正7年もしくは8年です。鉄道は大正12年で途中(スライダー手前)から先は後付です。元東口の辺りは西口と同じで鏝で綺麗に仕上げられていて(姉妹水と見た目が一緒!)、木枠の跡がそのまま出てる元中間部や鉄道増設部分とは仕上げが対照的です。
Posted by おろろん at 2011年05月05日 00:41
後付けでしたか!流石です。
同じ路線の、姉妹水とねじりは町史に載っていないんですか?
Posted by マフ巻 at 2011年05月05日 09:29
恐ろしいものとは失礼な。

場所が全然わからんかったんよ。

よーわかったねー!

眼鏡橋と近かったんやね。

ありがとう!
Posted by アルプ at 2011年05月06日 08:59
姉妹水もねじりまんぽも怒スルー・・・
第1期(明治)改修は載ってるのにね・・・
Posted by おろろん at 2011年05月06日 20:49
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